こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
セールスライターやマーケター、プロモーターが、
よく口にする悩みがあります。
それは「今のクライアントから
契約を切られたらどうしよう?」という悩みです。
上記のような売上を増やす仕事って、
クライアントが見つかると
高単価な報酬を受け取りやすい業種です。
ただ、クライアントから契約を切られると、
ガクンと収入が減ってしまう業種でもあります。
そのため、「契約を切られる」という恐怖を
ずっと感じ続けている人が多いのです。
こうした悩みを聞いたときに
私が確認することがあります。
それは「十分なマーケティングスキルがあるか」です。
たとえば、あるマーケターがいたとして、
その人にはレベルの高い集客スキルがあり、
クライアントの売上を継続して伸ばせていたとします。
クライアントのお客さんも喜んでおり、
クレームやキャンセルも少ないとしましょう。
新商品も好調で、リピートも多く
クライアントの理念も実現できている。
こうした場合に「契約を切られるのが怖い」と
そのマーケターが言っている人がいたら、
あなたはどう思いますか?
「いや、それだけ喜ばれているのであれば
クライアントが切るわけないよ」
と言いたくなりますよね。
この例からもわかるように、
客観的に見て切られる可能性が低いのに
過度に気にしている場合は、メンタルの問題です。
心理学の専門用語で言えば
「認知のゆがみ」に過ぎません。
ですから、過度に不安になりすぎないように
心理学を学んでメンタル改善をするといいでしょう。
一方で、次の例はどうでしょう?
あるところに、大したスキルがなくて、
クライアントの売上が伸ばせていない
勉強不足のマーケターがいたといます。
商品が売れたとしてもクレームやキャンセルがあり、
関係者も疲弊している。
また「何を改善したらいいんだろう?」と
マーケター本人もよくわかっていない。
こうした場合に「契約を切られるのが怖い」と
そのマーケターが言っていたらどうですか?
「そりゃそうでしょ」と思いますよね。
つまり、この場合は「認知のゆがみ」ではなく、
客観的に見ても危機なのです。
そのため、クライアントの売上を伸ばして、
クレームやキャンセルを減らせるような
マーケティングスキルを身につけるしかありません。
一例をあげると、先日から私が予告している
「売るのが難しい商品を売るスキル」です。
「売るのが難しい商品」が売れると、
クライアントからどんな要望があっても、
安定的に売上を伸ばせます。
また、誇大広告などをしなくても、
誠実に商品が売れるようになるので実績が増えます。
言い換えると、次の仕事にもつながりやすいのです。
それに、売るのが難しい商品ほど、
他のマーケターではマネができません。
売るのが難しい商品が売れる人は、
非常に貴重な人材として、
多くのクライアントから重宝されますね。
ですから、手前味噌ですが
「売るのが難しい商品を売るスキル」を学ぶは、
本当におすすめです。
逆に、絶対にやってはいけないのは、
「客観的な危機があるのに、
ポジティブ思考で現実逃避をすること」です。
「付き合いもあるし、契約は続くだろう」と
たかをくくるのはやめてください。
現実逃避をしていたらすぐに契約を切られて、
後悔した人を私は多く見てきました。
収入が前年の何分の1以下とかになって、
慌てふためく個人事業主や起業家が、
世の中には多くいるのです。
さて、あなたには十分な
マーケティングスキルがありますか?
この点をぜひ見極めて行動してほしいと思います。