こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私の講座「お金の心理学」には、
たまに自己肯定感がとても低い人がいます。
たとえば、配偶者から毎日DVを受けていたり、
職場で罵声を浴びせられていたりする人です。
そういった人って、普段から、
自分に対しても罵声を浴びせているのです。
・自分は本当にダメな人間だ
・自分は本当に醜い
・自分は愛されない
・自分には価値がない
・自分のやることに意味はない
私も昔はそうだったのでわかりますが
自己肯定感が低い人ほど他人の評価が気になります。
自分で自分を認めてられていないので
他人からの評価で自分を満たそうとするのです。
しかし、それは大体うまくいきません。
まず、自己肯定感が低いと他人に利用されやすくなります。
他人からの評価に飢え乾いているので
少しでも自分を褒めてくれる人がいると
その人から利用されてるとわかっていても、
評価されていることが嬉しくて
自分から利用されにいってしまうのです。
女性の場合、不倫相手の男性に呼び出されると、
そこに愛はなく、ただの体目当てだと分かっていても、
ついつい行って、体を許してしまう場合もあります。
さらに自己肯定感が低い人だと
「他人から悪いことを言われることで安心する」という、
破壊的なパターンの場合もあります。
人はみな、心のどこかで安定感を求めていますが、
人から罵声を浴びせられることによって、
「ああ、私はやっぱりダメな人間なんだ」
というネガティブなセルフイメージで固定・強化されて、
安定感を感じてしまうからです。
だからこそ、自分をDVするような配偶者から
離れられないのです。
DVされることで、安定感が得てしまうからです。
また、自己肯定感が低い人って、人から褒められると
すごく心地が悪く感じることがあります。
自分には本当に価値がないと思っているので、
周りの人から褒められたとしても、
それがお世辞に聞こえるからです。
仮に、本心から褒めてもらっていると感じても、
それがネガティブなセルフイメージと対立してしまい、
どう受け止めていいかわからず混乱するのです。
逆に、自分をけなされた場合、
「やっぱり、他人からみてもそうなんだなぁ」
とネガティブなセルフイメージが固定・強化されるのです。
結局、こういう自己肯定感の問題って、
根本から解決をするしかありません。
辛いと感じるかもしれませんが、
少しずつ自分を変えていきましょう。
コメント
ブログランキングからきました。
なるほどですね。自己肯定感がやっぱり大事なのか。勉強になります。
貴重な情報ありがとうございます。
こんにちは。
ネガティブなセルフイメージで固定・強化されてしまったら、そこを基準にした感情にとって代わって真逆の言葉をかけて貰えたり評価されたりしても、信じられなくなっているんだとしたら、その方には、どうやればそうじゃないんだという事を伝えられるのでしょう…。
その方にもし、尊敬している人がいれば、その人を通してなら話を聴いてくれるかもしれない。
と思いました。