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(1)同情 → (2)承認 → (3)嫉妬 → (4)尊敬

心理学

2015年5月18日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

前回の「自慢を嫌う若者たち」は、
女性からのご返信が非常に多く、
逆に男性からのご返信がゼロでした。

 

 

私のメルマガは男女比は6:4くらいで
男性の方が多いので、ちょっと珍しい状況でした。(笑)

 

さて、私たちの感情というのは、
相手のレベルに合わせて、

(1)同情 → (2)承認 → (3)嫉妬 → (4)尊敬

というように移っていきます。
(※これは、私の経験則です。)

 

相手のレベルが、自分よりも低いときは同情し、
その人が、自分と同じレベルになったら承認し、
さらに、自分を少し超えたら嫉妬するのです。

 

そして、相手が自分をはるかに追い越して、
一生かけても手が届かないと感じたら
嫉妬するのをあきらめて、尊敬するのです。

 

最近の若者が、自慢や上から目線を嫌う心理は、
このあたりにある、というのが私の仮説です。

 

つまり、最近の若者は
「私もやればできる。周りの人を超えられる」
と心のどこかで思っているというわけです。

 

自分より下のレベルだと思っている人が、
自分よりも、はるかにすごい結果を出している、
だからこそ、嫉妬してしまうのですね。

 

ですが、「私もやればできる」と思うのは、
心理学的に言うと、誇大化した自己像であり、
幼稚性の証拠です。

 

ご参考:感謝していない人の感謝

 

色々なことに挑戦して失敗し、痛い目にあって
自分にはできないことがあると悟り、
身の丈を知っていくことが成長です。

 

ですから、最近の若者かどうかにかかわらず、

「私もやればできる。周りの人を超えられる」

というような幼稚な心理を持っている人は
自慢をしている人を見るたびに嫉妬する、
ということになります。

 

面白いですね。

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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