こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
自己肯定感が低い人って、
(とくに周りにいる人が女性の場合、)
過剰な謙遜をすることがあります。
過剰な謙遜をする理由は、周りの人に
「そんなことないよ」とフォローしてもらうためです。
例えば、私は以前、興味深い光景を見たことがあります。
自己肯定感がいかにも低そうな女性が、
「私って太っているから……」と謙遜していたのです。
別に、太っているわけでもないのに。
そうしたら、その周りにいた人が
「いえいえ、すごく細いですよ」と
彼女をフォローしていたのです。
すると、その女性はそのフォローを受けて、
まんざらでもない表情を浮かべていました……(苦笑)。
なぜだかわかりますよね?
過剰な謙遜をすることによって
周りの注意を引こうとしていたからです。
さて、あくまでも一般論ですが、
男性よりも女性のほうが感情の機微を
汲み取るのがうまいですよね。
ですので、まわりにいるのが女性だと、
「そんなことないよ」と言ってもらいやすいのです。
もし仮に、鈍い男性の前で
「私って太いから……」と謙遜しようものなら大変です。
「そうだよな、お前、太いよな」と
言われてしまうだけですので(笑)。
それで、ここからが重要です。
こういった過剰な謙遜をする人は
自己肯定感の高い人からしてみると、
ただただ面倒だと感じるだけなのです。
いちいち、相手の過剰な謙遜に対して
フォローするのってわずらわしいですので。
ですので、過剰な謙遜をする人のまわりからは
自己肯定感が高い人が去っていくのです。
そして、自己肯定感が低い人だけが
過剰な謙遜をする人のまわりに残るんですよね。
自己肯定感が低い人同士だと、
お互いに「過剰な謙遜」と「フォロー」をしあって、
気持ち悪い関係になるのです。
2匹の負け犬が、ベロベロとお互いの傷を舐め合って、
唾液まみれできったない状態ですね(笑)。
最後に、蛇足ですが、
そういう過剰な謙遜をする人に対しての
私の対応方法をお伝えしましょう。
私は、変な方法で人の注意を引く人が面倒なので、
「たしかに、あなた、太っていますね!」
と突き放してしまいます(笑)。
もし一度でもフォローしようものなら、
「この人は私に注意を向けてくれる人だ」と
勘違いしてしまいますから。
「注意というエサ」を与えなければ
負け犬に付きまとわれないで済むのです。