こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
弊社は、上下関係がないフラットな組織になっています。
そして今後、上下関係があるピラミッド型の組織が減り、
フラットな組織が増えていくと私は予想しています。
その理由は情報化社会がどんどん進んでいるからです。
今の時代は、会社の部下だろうと、
インターネットに繋がってさえいれば
ありとあらゆる情報にアクセスできる時代です。
すると今までのピラミッド型組織の前提が崩れるのです。
なぜ今まで、多くの会社がピラミッド型組織で
それなりにうまくいっていたかというと
組織内での「上司と部下の情報格差」が原因でした。
つまり上司のほうが、部下よりも
アクセスできる情報が多いことで
より質の高い意思決定ができたのです。
そして組織の上に行けば行くほど
この傾向は顕著でした。
しかし、今の時代はインターネットによって
情報の格差が減りつつあります。
部下でも、検索をしてたくさん本を読んだり
識者から直接学んだりすれば
情報で上司を簡単に超えられるのです。
そんな折、上司が間違った意思決定をしたとしましょう。
すると、賢い部下はどう思うと思いますか?
「この上司は自分よりも知識がないのに
間違った意思決定をして、さらには命令までしてくる。
もう、ただの裸の王様だな」と思うことでしょう。
これはピラミッド型組織の崩壊の序曲です。
もちろん今後も、ピラミッド型の組織でも
うまくいかないわけではありません。
たとえば、部下のやる気がない組織ですね。
自分から何かの情報を学ぼうとしない
やる気がない人たちが集まった組織は
ピラミッド型にしておいたほうがいいでしょう。
情報がない人の意思決定は
ほとんど間違いなことが多いからです。
情報がある上司が意思決定をしておいた方が安全でしょう。
ただ私は、そういうやる気がない人とは
絶対に一緒に仕事をしたくないですね(笑)。
それゆえ、弊社はフラット型組織になっています。