こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、とあるセミナーの販売ページを読んでいたのですが、
そこに、結果を出したらしい参加者が、
お客様の声を動画で話していました。
どれどれ、何を話すのだろう、と思って
私はその動画を再生したのですが、それを見ての感想は、
「この人は、もうすぐ消えるだろうな」
ということです。
なぜなら、その結果を出したらしい参加者が
「ちまたの本というのは、再現性が低く、
抽象的で何をすればいいのかわからない」
と言っていたからです。
あなたも、これを聞いて
「ああ、情報弱者特有の発言だな」
と思ったことでしょう。
私が何度もお伝えしていることですが
そもそも、ビジネスというのは、
再現性が低ければ低いほどいいのです。
再現性が低いということは真似されにくく、
自分が成功したら、それでずっと長く
ビジネスをし続けられるわけですから。
少なくとも、私は再現性100%なんてものには
怖くて手を出せないです。
お金と時間をドブに捨てるだけなので。
再現性は0%に近ければ近いほどいいのです。
そして、「抽象的で何をすればいいのかわからない」
というのも同様です。
抽象的であればあるほどいいのです。
具体的で、ほとんど考えずに結果が出てしまうことであれば
それこそ、小学生でも出来てしまうので、
競合が一瞬にして増えてしまいます。
そんなビジネスでは、半年~1年は稼げたとしても、
その後、結果が出なくなりますよね。
そういったセミナーの販売ページを見ていると、
「小学生や中学生でも分かる簡単さ」
と書いてありますが、危険ですよね。
話は抽象的であればあるほど
長く稼ぎ続けられるから良いのです。
また、少し話がそれてしまうのですが、
「抽象的で何をすればいいのかわからない」
と言っている人というのは、
恥ずかしくないのかな、と思うのです。
なぜなら、
「私は、抽象的なことを、具体的なことへ
落としこむ論理的な思考力が欠けています」
と言っているのと同義だからです。
私なら、そんなことを言ってしまった日には、
赤面の至りになるでしょう。(笑)
年金が頼れない今、ほとんどの人にとっては、
ビジネスや仕事というものは死ぬ直前まで
ずっとやり続けるもののはずです。
その視点で考えたときに、
再現性が低くて、抽象的でないと
参入障壁が高くならないですよね。
そして、参入障壁が高くならないと
ずっと結果を出し続けることができないということに
気づいていないのだと思います。
このブログではこのことを
繰り返しお伝えしてきているので、
あなたは大丈夫だと思いますが、
あなたの大切な人が、再現性や抽象的うんぬんを
話していたとしたら「それは危険だよ」と
教えてあげて下さいね。