こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
この業界のコンサルタントの中には、
「自分がナンバーワンのコンサルタントです」
といったことを尊大にも言う人がいます。
こういった人は本当に視点が低い、と私は一笑に付しています。
なぜなら、コンサルタントの世界には
上には上がいるからです。
たとえば、日本が世界に誇るコンサルタントの
大前研一さんという人です。
大前研一さんがクライアントにしていたのは
超大企業や国のトップばかりでした。
有名な例だと、マレーシアの
マハティール・ビン・モハマド首相でしょうか。
大前研一さんは、経済アドバイザーとして
18年も首相と付き合っています。
つまり、国の政策に対してアドバイスをして、
マレーシアの国力を飛躍的に増やす手伝いをしたのです。
※「国の政策に対してアドバイスをする」ということの
意味がわからない人がいるかもしれませんが、
たとえばこういうことです。
ご参考:ドバイの戦略
世界トップクラスのコンサルタントというのは、
海外に行ったときに、その国のトップに対して
自分がどんなアドバイスをするのかを考えている訳ですね。
こうやって国のトップにアドバイスをすることで、
国民に対しても大きな影響を与えることができるからです。
また、別の例だと、自己啓発の世界でも
世界トップクラスのコンサルタントはいます。
有名なのは『7つの習慣』の著者である
スティーブン・R.コヴィー博士ではないでしょうか。
コヴィー博士は生前、国のトップに対して
善なる影響を与えたいと考えていました。
そして、実際にビル・クリントン大統領と対話をしています。
コヴィー博士がワシントンD.C.に出向いた時には
ビル・クリントン元大統領は『7つの習慣』を
すでに2回も読了していたのです。
つまり、ビル・クリントン大統領を通して
コヴィー博士は国に強い影響を与えていたのです。
そうです。
コンサルタントの頂点というのは大前研一さんとか、
スティーブン・R.コヴィー博士のような人物なのです。
彼らに比べて、私はコンサルタントとしてはほぼ底辺です(笑)。
せいぜい企業の経営者くらいにしか
影響を与えていないからです。
それでも、自分の目の前のお客さんに対して
多くの影響を与えたいと思って、私は仕事をしています。