こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
実は、『7つの習慣』の著者である、
スティーブン・R.コヴィー博士というのは、
私のロールモデル(生き方のお手本)の1人です。
たしかに、コヴィー博士に対して、
批判する人がいることは事実です。
例えば、コヴィー博士は
キリスト教の中でも異端とされる
モルモン教徒でした。
そのため、それ以外のキリスト教徒から、
やっかみのような形で批判される場合も
あることを私は知っています。
また、『7つの習慣』の前提である、
「善き人として生きる」という価値観は、
やはりモルモン教の影響を受けていると感じます。
人生には色々な生き方があり、「自由に生きる」だって、
「豊かに生きる」だって、「自分らしく生きる」だって、
どれも素晴らしい価値観だと私は思いますが……。
自由原理主義の人からしたら、
『7つの習慣』で説明されている生き方は
とても窮屈な生き方に感じられるでしょうねぇ(笑)。
ただ、そういう部分を差し引いても、
『7つの習慣』は素晴らしいと思うのです。
その証拠に、『7つの習慣』は
著者のコヴィー博士よりも長生きしています。
キリスト教にせよ、イスラム教にせよ、仏教にせよ、
普遍的な思想というのは、
思想家本人よりも長生きします。
私自身も、そんな思想を後世に残したいなあと
思ってビジネスをしています。
お金を残すより、組織を残すより、
思想を残す方が、ずっと素晴らしいなあというのが
私の価値観ですので。
本人が亡くなった後も、1,000年、2,000年も
生き続けるのは「思想」以外にありません。