こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、愛着障害について書きましたが、
興味深い返信が何通かありました。
とくに多かったのが、
「私も愛着障害のようなので、カウンセリングを受けてみます」
というもの。
たしかに、すぐに行動を起こすことは素晴らしいのですが、
欲を言えば、行動の質は改善した方がいいでしょう。
よっぽどお金と時間に余裕があるのでない限り、
まずは愛着障害についての本を読んでみることを
私は強くご提案します。
これはビジネスでもまったく同じなのですが、
いきなり大きなリスクを取る人は
往々にして大失敗することが多いです。
まずはあまりリスクをとらずに小さく試してみて、
それでうまくいったら大きなリスクをとることが
私たちのような凡人には正解です。
今回のケースで言えば、まずは愛着障害についての
本を読んでみることが小さく試すことと言えるでしょう。
本を読まずにカウンセリングに時間やお金をかけて、
それが効果がなかったらもったいないですよね。
愛着障害についての本も何冊か出ていますので、
それを読んでみて自分が本当に愛着障害なのかどうかを
確かめてからでもいいと思います。
ちなみに、愛着障害について私のおすすめはこちらです。
ご参考:『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』
岡田 尊司 (著)
本を読んで、もし仮に自分が愛着障害だったとしても、
自分に愛着障害の前提知識があるかないかで
カウンセリングの質は大きく変わります。
なぜなら、カウンセラーに質問するときに
的を射た質問ができるからです。
「小さく試してから大きなリスクをとる」
というのは原理原則ですね。