こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
社名や商品名に対して、私がアドバイスをするときには
相手(=社長)のイメージを考えるようにしています。
個人ビジネスをしている人の社名や商品名は
とくに注意しています。
たとえば、その人は洋風なイメージなのか、
和風なイメージなのか、というカテゴリ分けですね。
その人が英語を流ちょうに使えて、
海外にもよく出張しているような人であれば
社名や商品名は絶対に英語のほうがいいでしょう。
株式会社ディシプリンみたいな名前だと、
その人の洋風なイメージが強化されるからです。
※ディシプリンとは、規律という意味。
一方で、その人の考え方が和風で、とりわけ古風な場合は
社名や商品名は絶対に和語や漢語のほうがいいでしょう。
株式会社明鏡止水みたいな社名もいいかもしれません。
また、文系・理系といったカテゴリもあります。
文系というカテゴリは、文学、哲学、歴史学、
語学、経済学、教育学などのイメージの人ですね。
一方で、理系の場合はテクノロジーを駆使しているとか、
物理や化学、数学、生物、地学などに明るい人です。
文系であれば、たとえば文学や哲学、歴史学……などを
連想できる社名や商品名にします。
「ポストモダニズム商品開発セミナー」みたいな商品名です。
※ポストモダニズムとは、哲学の用語です。
理系であれば、テクノロジーや物理や科学……などの
用語を使った社名や商品名にすることによって
自分のイメージを強化できます。
「オーバークロック・マーケティング」みたいな商品名です。
※オーバークロックとは、パソコン用語ですね。
自分のことを客観視できていない人や、
劣等感が強いために違う自分になろうとしている人だと、
下手をするとイメージとは逆の名前をつけてしまうんですよね。
すると、自分のイメージを強化できないので気をつけましょう。
ネーミングについて、こういったメタ視点のアドバイスを
してくれるコンサルタントってなかなかいないのですが、
とても重要なことなので覚えておきましょう。