こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
インターネットで爆発的に情報量が増えた昨今、
くだらない情報ばかりが本当に増えてしまいました。
それは、玉石混交というレベルを通り越して、
「ほぼすべてが石」という様相です。
言ってみれば、1万個の情報があったとしたら、
9,000個の情報は価値ゼロ、
900個の情報は1の価値、
90個の情報は10の価値、
9個の情報は100の価値、
1個の情報は1,000の価値、
というように、情報の格差が大きくなっているのです。
そして、この情報格差は、
今後さらに大きくなっていくでしょう。
そう考えると、速読の技術というのは
今後ほとんど役に立たなくなります。
価値ゼロの情報を、いくら速読しても、
リターンなんて得られないからです。
今後の社会で必要なのは、
トップ0.1%の情報を見つけ出す技術です。
上で例にだした数字で言えば、
トップ0.1%の情報だけ手に入れれば、
上位50%以上のリターンを得られるからです。
また、情報を読むときも、
このことを意識して、読み方を変えないといけません。
トップ0.1%の情報は、
じっくりと何度も読む必要がありますし、
場合によっては、その情報の参考文献であったり、
引用元の情報ついても探しだして読むことが
重要になってきます。
逆にボトム99.9%のゴミ情報は、
読むまでもなく、切り捨てる勇気が必要です。
自宅の本棚もそうですよね。
私からするとどうでもいい駄本を、
自宅の本棚に綺麗に並べている人がいますが、
どうせボトム99.9%の本なんてゴミですから、
トップ0.1%の本だけ残して処分すればいいのに、
と思うことがしばしばあります。