こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「ウェブ広告の審査基準が厳しくなってきた」
ということが、ここ何年か言われています。
昔だったら審査に通って出稿できていた広告でも
今は審査に落ちて出稿できなくなっているのです。
なんとか機械審査には通ったとしても、
そのあと広告側の審査担当者による目視で
審査に落とされることもしばしばあります。
そのために、広告そのもののコピーや
広告を出稿する先の販売ページのコピーを
「ゆるい」ものに変えないといけなくなっています。
そうしないと、審査に通らないからです。
「ゆるい」とは感情をあおらない文章のことですが、
するとお客さんは反応しにくくなります。
その結果、お客さんを1人あたりを獲得するコストが上がり、
広告費をペイしなくなる会社も出てきています。
また、エグいコピーだとそもそも広告を出せないので
完全に売上が立たなくなった会社もあります。
そして、この審査基準が厳しくなっていく傾向は
まだまだ続くと私は思っています。
水が高きから低きに流れるのと同じように、
審査が厳しい広告媒体からゆるい広告媒体に人が流れるのは
世の常だからですね。
では、どこまで厳しくなるかというと、
テレビ・新聞・ラジオ・雑誌の四大メディアの
広告の審査基準まで厳しくなるでしょう。
この四大メディアが、審査基準が最高に厳しいからです。
ウェブ広告の審査基準は、四大メディアに比べると
かなりゆるいんですよね。
ですので、今は審査に通っているコピーも
何年か後には通らなくなるでしょう。