こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中のコーチとかコンサルタント、
カウンセラーの方が値決めをするときは、
安くしすぎないことが重要です。
「今の私が提供できる価値はこれくらい」と、
「今の自分」のレベルで値決めをしてしまうと、
どうしても安くなってしまうからです。
その裏には自己肯定感の低さもあるのでしょうが(笑)。
それでは、どうやって高単価にするのか?
そのポイントは1つは、「今の自分」ではなく、
「未来の自分」の立場で考えることです。
たとえば、今まで5万円だったサービスを
8万円に値上げしたとします。
すると、3万円の値上げになるわけですが、
この3万円を自分の財布にすぐに入れず、
自己投資してスキルを上げるのです。
もし3万円があれば、1,500円の本なら
20冊も買うことができますよね。
それだけ多くの本を読めば、
少なくとも今よりははるかに高い価値を
お客さんに提供できるはずです。
すると、スキルアップ後の「未来の自分」なら、
8万円でも悪くないかな、と思えるのです。
ですから、値上げをする場合、
「今の自分」でどれくらいの価値を提供できるか?
と考えるのはレベルが低い考え方です。
「値上げして、その値上げした分を
そっくりそのままスキルアップへ自己投資したら
どれくらいの価格を提供できるか?」
と考えるのが正解です。
このように、失敗する人は、
「今の自分」が提供できる価値に
もとづいて値段を決めるのです。
一方で、成功する人は、
「未来の自分」が提供できる価値に
もとづいて値段を決めます。
後者の方が、お客さんからもらったお金を
自己投資してスキルアップできるので、
提供できる価値は大きくなるのです。