こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これは、良い面と悪い面の両方があるのですが、
会社員になると、会社員的な考え方が
知らず知らずのうちに自然と身につきます。
例えば、投資意識。
起業家は、投資意識で考えて、
10個のものに時間とお金を投資して、
そのうち1個成功すればいいかな、と考えます。
しかし、会社員の方は、
「自分の給料の範囲内でお金を使おう」
という考え方で、どちらかというと
「損をしたくない」とか
「失敗をしたくない」といった
失敗する起業家の典型例のような
マインドになってしまうのです。
会社の中で、どんなに出世したところで、
1年かけて、月収が1万円上がるかどうかですから、
それはしょうがないことだと思います。
ただ、残念ながら、この考え方のままでは、
ビジネスが成功することはないでしょう。
ビジネスの本質は投資だからです。
また、時間対効果や時給の意識も、
会社員の人は薄い方が多いです。
会社員というのは、フルコミッションの営業でもない限り、
9時~18時までは会社にいないといけませんし、
残業すればするだけ、お金が貰える世界です。
※もちろん、これはあくまで一般論で、
ブラック企業で、残業してもお金が貰えない企業も
たくさんあることは認識しています。
一方で、成功している起業家というのは、
異常と言えるほど、時間対効果や時給にシビアです。
例え、1分しか働かなかったとしても、
それだけで1億円の利益が出ればOKですし、
1年働いたとしても、利益がゼロなら、
役員報酬は当然ゼロです。
このように、成功する起業家は、
時間対効果を常に考え続けています。
それこそ、会社員の方からすると狂気じみたレベルで
「かけた時間に対するリターンの最大化」を
朝目覚めた直後から、夜眠る直前まで意識し続けています。
私レベルの起業家でさえ、
時給10万円以下の仕事は絶対にやらないように
気をつけていますし、
私よりも大きな会社を経営している人は
それこそ常軌を逸しているレベルで
時給や時間対効果を考えています。
このように、会社員の生活が長くなればなるほど、
良くも悪くも、環境に慣れてしまって
こういった意識を持てなくなってくるのです。
もちろん、そんな会社員的なマインドでは、
過去の私のように、まったく稼げなくて当然です。
昨年、2013年のデータだと、
ギリシャやイタリア、フランスなどの国が、
失業率10%を超えていますが、
日本もいずれ失業率が上がっていくでしょう。
派遣切り、従業員の早期退職、
会社の突然死などが理由で職を失い、
就職先を探そうとしても見つからない時代になります。
そうすると、起業せぜるを得ない人も
たくさん出てくるでしょう。
そして、会社員的なマインドのまま
起業をしたとしても、ほとんどの人は失敗します。
だからこそ、私はアリになりたい。
冬が来る準備ができていなかったキリギリスを
救えるのは、アリしかいないからです。
そして、私はアリの同士を増やしたい。
今から、冬の準備をし始めて、
今から、もちろんお金も稼ぎ始めて、
そして、本当に冬が来た時に自分だけではなく、
周りの人を助けられる人を増やしたい。
今回、やることに決めたオウンドメディアも
そのためにコツコツ始めて行こうと思います。