こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です
経済的に成功している人の中には
極端に物質主義な人がいます。
たとえば、高級車や高級なブランド品を
買いまくっている人たちですね。
こういう人たちのルーツが幼少期の
自己肯定感の欠如にあることはご存知ですか?
心理学者のラン・グエン・チャプリンと
デボラ・レダー・ジョンが2007年に
物質主義についての興味深い実験をしています。
2人は、8~18歳までの子ども集めて
自己肯定感についてのアンケートを取りました。
「自分の外見に満足しているか?」といった項目で
自己評価してもらったのです。
次に、集めた子どもたち全員に
「自分が幸せになるためには、何が必要か?」
ということを調べてみたのです。
すると、自己肯定感が低い子どもほど
「幸せになるためには“物質”が必要だ」
と考える傾向があったのです。
最後に、自己肯定感が低かった子どもに対して
多くのほめ言葉を送りました。
すると、その自己肯定感が低かった子どもたちは
あまり物質主義に走らなくなったのです。
この実験をまとめると、こうなります。
1.物質主義のルーツは幼少期の自己肯定感の低さである。
2.自己肯定感が低い子どもほど、物質主義になりやすい。
3.ほめることによって自己肯定感を高めると
その子どもはあまり物質主義に走らなくなる。
なかなか考えさせられる実験ですよね。
物質主義に走っている成功者がいたら、
おそらく自己肯定感がとても低くて、
不幸で哀れな人だと思ってくださいね。