こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
メンタルがダメな人の考え方の1つに、
白黒思考(0-100思考)というものがあります。
これは、その名前のとおり、
物ごとを白か黒か、0か100かで極端に判断する
考え方のことを指しています。
たとえば、テストで99点を取ったとしても、
「1点足りないから、自分は全くダメだ」と考える、
思考の習慣ですね。
あるいは、ピアニストであれば、
演奏の際にいくつかミスをしただけで、
「自分は才能がない」と考えてしまう思考の習慣。
つまり、白と黒の間にあるグレーはすべて黒としたり、
1点~99点はすべて0点と考えてしまったりするわけです。
こういう極端な思考の習慣がある人は、
人間関係でも孤独を強く感じやすいです。
なぜなら、相手が理想の人かどうか、
あるいは自分にとって役に立つ人かどうかを
極端な視点で見てしまうからです。
もちろん、純白で100点の人なんて
この世の中には存在しません。
そうすると、白黒思考を持っている人からすると
世の中の人は黒となり、0点となってしまいます。
結果として、他の人を避けてしまう、
あるいは攻撃してしまうパターンになります。
こういう人は人生を変えるのは無理ですね。
「こんな人生、もうイヤだ!」と思って
理想の(純白で100点の)師匠を探そうとしても、
そんな人、見つかるわけがないですから。