こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「どうすれば、相馬さんのように
メルマガを毎日書けるようになるのでしょうか?」
これは、同業他社からよく聞かれる質問です。
そして、同時に私が答えに窮(きゅう)する質問です。
なぜなら、その答えが「この世に存在しないこと」を
私は知っているからです。
以前も書きましたが、私たち人間の脳は
苦手な能力や、開発されていない能力を使おうとすると、
「面倒くさい」と感じるようにできています。
ご参考:強みと能力のフル活用
すなわち、世の中の多くの人の場合、
文章を書く能力が開発されていないので、
いざメルマガを毎日書こうとすると、
「とてもじゃないけど、面倒くさくて、
毎日なんて書いてられない!」
と感じるのです。
毎日メルマガを書けるかどうかは、
「文章を書く能力があるかどうか?」で決まる、
これが心理学の真実です。
まあ、心理学をまともに勉強していないのに
「習慣化の方法」を教えている愚か者は、
「なんでも習慣化できます」と言うのでしょうが(笑)。
では、どうすれば文章を書く能力を開発できるか?
これについても、私の中でほぼ結論が出ています。
文章を書くスキルについては、遺伝で8割決まり、
先天的なスキルを生まれ持っていなければ
努力をしても書けるようにはならない、と。
経営コンサルタントの神田昌典(かんだ・まさのり)さんは
「文章がうまいヤツは──初めから、うまいんだ。」
と言っていますが、その通り。
あるいは、経済評論家の勝間和代(かつま・かずよ)さんは、
物書きという仕事について、このように言っています。
(物書きという仕事は)必ずしも
「本人が昔から、そういうものになりたくて、
切望してなった」という人よりも、
「もともと、ある程度、スキルがあって、
それがたまたまさまざまな出会いの中から
『他人』が見いだしてくれて、世に出た」
というタイプの人の方が多い
そして、これを裏付ける証拠が、
2014年8月に名門プリンストン大学が発表した
「努力と能力の関係」の研究結果です。
この研究によれば、専門職のうち1%の人だけが
練習によって能力の開発をしたと説明できますが、
99%の人は説明がつかないことが分かっています。
もっと分かりやすい表現で言えば、こうなります。
「文章がうまいヤツのうちの99%は、
練習なんてしなくても、初めからうまい。
1%だけが練習によってうまくなっている」
これは、どんな専門職でも言えますね。
営業がうまいヤツの99%は、
練習なんてしなくても、初めからうまい。
プログラミングがうまいヤツの99%は、
練習なんてしなくても、初めからうまい。
コミュニケーションがうまいヤツの99%は、
練習なんてしなくても、初めからうまい。
だからこそ私は、
『自分最適ビジネス』という講座をしています。
自分が苦手なことを、努力に努力をかさねて
能力を開発するのは時間のムダ。
そこまで努力をしなくても
あなたが初めからうまいことをビジネスにして
お金を稼いだほうがいい。
「うまいヤツの99%は、初めからうまい」
という事実に気づかず、
やれアフィリエイトだ、やれ転売だ、やれ投資だ……
とノウハウコレクターになっている人を見ると、
ムダなことをやっているなあと感じます。
文章を書くのが苦手なのであれば、
私のマネをせず、メルマガ以外のところで
勝負したほうが楽に結果が出せるのです。