こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、アメリカのウーバー(UBER)という企業の、
創業者の素行の悪さがニュースになりました。
・女性社員に対するセクハラ
・脱法ソフトを開発して使っていた
・ウーバーの運転手に暴言を吐き、
その様子がYouTubeで公開された
など、時価総額6兆円企業の経営者として
考えられない行動をしたことが
白日のもとに晒されました。
このように、成功して横暴になってしまうことを
成功のダークサイド(暗黒面)と言います。
さて、私たちはなぜ、経済的に成功をおさめると
こうも横暴になってしまうのでしょうか?
その理由は、万能感です。
万能感とは、文字通り、
「自分は万能だ」という感覚のこと。
私たちは大きなお金があると
ほとんど何でも買えてしまうので、
気が大きくなってしまうのです。
家、車、飛行機、クルーザーなど、
とりあえず、目に映るものなら何でも買える。
これによって気が大きくなるのですね。
また、買い物だけでなく、
ほとんどの問題はお金で解決できてしまうのです。
ジャニーズ事務所のタレントのように、
何かの事故を起こしたとしても
お金を払って解決できるのです(笑)。
すると、本当に気が大きくなって
「自分は無敵だ」という錯覚におちいるのです。
何を隠そう私も、そういう錯覚を
おぼえたことがあるのでよくわかります。
「実るほど こうべを垂れる 稲穂かな」
日本にはいい表現がありますね。
こうありたいものです。