こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私たちは完璧主義になってしまうと
成果が出る確率が下がることはご存知ですか?
たしかに、アップルの共同創業者である
スティーブ・ジョブズのように、
完璧主義なのに成功している人もいます。
でも、それは極めて特異な例であって、
心理学の研究では、完璧主義になればなるほど
結果を出す確率が下がることがわかっています。
つまり、スティーブ・ジョブズは
凡人はマネをしてはいけないことがわかります。
ですから、スティーブ・ジョブズって
完璧主義なのにあそこまで成功したのだから、
本当にすごいと思いませんか?
さて、ここからが重要です。
それでは、結果を出す確率が高いメンタルとは
どういったメンタルでしょうか?
これはカンタンで、完璧主義の逆で、
心理学では最善主義と言います。
ベストを求めるメンタルが完璧主義なら、
ベターを求めるメンタルは最善主義。
「今よりももっと良くしよう」と思うけれども、
1つもミスがない状態には向かわないメンタルです。
こういった心理学の研究を知らないと、
私たちは自分のメンタルの愚かさにも気づかず、
スティーブ・ジョブズのマネをしようとするのです。
あるいは、心理学を知らない社長が、
「私が尊敬する人はスティーブ・ジョブズです」
と言っていたりしますが、情報弱者の社員は
こういう愚かな社長について行ったりするのです。
少なくとも、私が社員の立場なら、
「私が尊敬する人はスティーブ・ジョブズです」
と言う社長のもとでは働きたくありません(笑)。
私たち人間は、尊敬する人のメンタルを
無自覚のうちにマネしてしまいますからね。
こういった心理学の「意外は真実」は、
私の講座「お金の心理学」の上級コースで伝えていますが、
本当にたくさんあります。
メールマガジンを読んだだけでは
メンタルなんて絶対に変わりませんから、
セミナーで伝えているのです。