こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、非常に高度なセールス論を書くので、
腑に落ちるまで、最低5回は繰り返し読んでください。
実は、意外かもしれませんが、
「即決セールスほどクロージング率が高い」
ということを覚えておきましょう。
残念ながら、世の中のほとんどの人は、
これとは逆の価値観を持っています。
「じっくりと説明するとクロージング率が高くなる」と。
いいえ、違います。
今回扱うのは非常に抽象的な概念なので、
かなり単純化して説明しますね。
まず、セールスでは、成約か失敗かを決める
重要な要素がいくつもあります。
・「この5つをすべて満たせば売れる!」という
成約に結びつくカギが5個(A,B,C,D,E)
・「この条件を1つでも満たしたら絶対に売れない!」という
失敗に結びつく地雷が50個(イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~)
※実際の数は違いますが、単純化しています。
前者の、A,B,C,D,Eの5つのカギの一例としては、
たとえば、「信頼」などですね。
一方で後者の、イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~の地雷の一例は、
「家族や友人、会社の上司などからの強い反対」
などがこれにあたります。
そして、セールスが成功する条件とは
イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~の地雷を踏むよりも先にに
A,B,C,D,Eのカギ5個を集めたときだけなのです。
つまり、セールスが失敗するときはこの逆ですね。
A,B,C,D,Eのカギを5個集めるよりも先に
イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~のどれかの地雷を
1つでも踏んでしまったときは失敗します。
さて、前提をお伝えしたので、
ここでようやく本題に入れます。
なぜ、即決をせまるセールスほど
クロージング率が上がるのでしょうか?
それは、セールスの期間を長くすればするほど、
不確定要素が増えるので、どれかの地雷を
踏んでしまうリスクが高くなるからです。
たとえば、最初は購入に反対していなかった奥様が
テレビかどこかで変な情報を得てしまって、
急に購入に反対し始めるといったリスクですね。
ですので、セールスの世界の巨人は、
地雷を避け、最短時間で5つのカギをすべて集めると
クロージング率が最大になると知っています。
つまり、言い換えると、
「地雷を避け、不確定要素が増えないうちに
最短時間でA,B,C,D,Eの5つのカギを集め、
即決してもらうのが最高のセールス」
というわけです。
……とここまで書きましたが、
これはそんなに簡単なことではありません(笑)。
なぜなら、A,B,C,D,Eの5つのカギが何なのか、
そして、イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~の地雷が何なのかを、
普通の人はまったく知らないからです。
その結果、じっくりと説明をしようとするので、
たいていその前に地雷を踏んで爆死するのです。
ですから、A,B,C,D,Eの5つのカギが何なのか、
そして、イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,~~の地雷が何なのかを、
私の講座で学んでくださいね。
ちまたのセールスの講座でも、
どんなセールスの本でも、教材でも、
今日書いたような本質は伝えてくれませんから。