こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、最近読んだ心理学書の中で、
超初心者向けの1冊をご紹介します。
それが、こちらです。
『やり抜く力』
アンジェラ・ダックワース (著), 神崎 朗子 (翻訳)
内容はタイトルのとおりで、
成功者の共通点は才能でもIQでもなく、
やり抜く力であることを証明している本です。
これは私が昔から言い続けていることですね。
「すぐに結果を求める人は成功しない。
コツコツと行動し続けられる人だけが成功する」と。
では、「どうやってやり抜くことができるのか」を
解説しているのがこの本です。
◎「やり抜く力」を測定するテスト
◎「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法とは?
◎「やり抜く力」が強くなる環境とは?
◎一流の人が共通して行っている「当たり前のこと」とは?
◎「今日、必死にやる」より「明日、またトライする」
◎この仕組みが「逆境に強い脳」をつくる
◎「ものすごくがんばる」のは「やり抜く力」とは違う
◎子どものころの「ほめられ方」が一生を左右する
◎「2年以上」「頻繁な活動」をした子は将来の収入が高い
◎「やさしい育て方」と「厳しい育て方」はどちらがいいか?
◎「賢明な育て方」診断テスト
※上記はAmazonのページより引用
ぜひ、読んでみてください。
ただ、注意が必要なのは
「成功者の共通点はやり抜く力」という論旨。
これは相関関係であって、因果関係ではありません。
これを因果関係だと捉えてしまって、
「やり抜く力さえあれば成功できる」と考えるのは
まったくもって見当違いなのです。
また、「才能は遺伝が8割」という行動遺伝学のデータを
私はたびたび引用しますので、
あなたも知っていますよね。
この本の著者は才能を否定していますが、
それは自分の理論を正当化するための
我田引水に聞こえます。
そこだけは注意して読んでください。
コメント
相馬様
いつもメルマガ拝見しております。
過去のメルマガも読み返すと、見逃していたポイントも再発見できています。
今回は「やり抜く力」。
今の自分に重要な言葉なので読んでみます。
メルマガ楽しみにしてます。