こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
情報化社会の1つの特徴として、
「専門特化が進む」ことがあります。
これは言い換えると、情報の細分化が進むということ。
15年くらい前はウェブコンサルタントがいましたが、
それが枝分かれしてSEOコンサルタントが生まれ、
今はさらに枝分かれしてコンテンツSEOコンサルタントがいます。
※コンテンツSEOとは、質の高い記事(コンテンツ)を書いて
検索エンジンで上位表示を目指す、
今後主流になるSEOの方式です。
さらに、コンテンツSEOのコンサルタントもあまたいて、
コンテンツSEOの中でも、さらに細分化しています。
バズ(SNSでの口コミ)に強いコンサルタント、
リライトに強いコンサルタント、
分析に強いコンサルタント……などなど。
細分化が進みすぎて、もう訳がわからないですよね(笑)。
しかし、5年後にはさらに細分化しているでしょう。
この細分化という変化の潮流は
グーテンベルクが活版印刷を発明して以来、
ずっと進み続けていて、誰にも止められない流れです。
この変化は、私たちにとって、何を意味するのでしょうか?
それは、適切な専門家を見つけないと
結果を出すことができないということです。
たとえば、私のチームが運営しているメディア、
「ビジネス心理学」では
最近は新しい記事をあまり書いていません。
見るとわかると思うのですが、
最近は既存の記事のリライトばかりをしています。
ですので、最近はリライトに強い
コンテンツSEOのコンサルタントから
色々と学ぶようにしています。
さて、情報弱者に多いのですが、
相手の専門性を見極めずに
アドバイスをもらうと失敗します。
たとえば、私の講座に参加した人で、
「パソコンの操作の仕方を教えてください」
といった質問をする人がたまにいます。
これ、完全に聞く相手を間違えていますね(笑)。
私はただの心理学バカ、マーケティングバカであり、
パソコンはまったく詳しくありませんから、
他をあたってくれ、と言っています。
もっと相手の専門性を見極める力をつけないと、
自称のなんちゃって専門家に騙されますよね。
情報弱者がいつまでも成功しないのは、
専門性を見極める力が足りていないがゆえに
演出のうまい詐欺師にからめ取られるからです。