こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私はどんなに大きな売上があったとしても
その売上に波がある経営者を尊敬していません。
なぜなら、売上の波があるということは、
感情の波があるからです。
これは、売上と自分のセルフイメージが
一体化している証拠なんですね。
たとえば、自分の売上が下がっているときは、
「やっぱり、自分はビジネスに向かない人間なのかな?」
とモチベーションが下がります。
そして、モチベーションが下がると
行動量が減って、さらに売上が下がるサイクルに入ります。
一方で、売上が上がっているときはその逆です。
「おお! 私ってやっぱりすごい!」
と有頂天になるので、モチベーションが上がり、
行動量が増えて、さらに売上が上がるのです。
この有頂天という単語はもともと仏教用語で、
天上界における最高の天を表しているのは有名ですよね。
つまり、有頂天になった感情は、後は落ちるだけです。
有頂天を維持できた人間は歴史上にいませんから、
行動量は落ち、売上も当然落ちてしまうのです。
以上のメカニズムで、セルフイメージが低い人ほど
売上と自分のセルフイメージが一体化しているので
感情の波と連動して売上の波が動くわけですね。
私の講座「お金の心理学」では、
こういった低いセルフイメージは改善を求められます。
また、売上に波があってアップダウンを激しい人も
やはりセルフイメージの改善を求められます。
ですので、毎月の売上の波がある経営者は
マネしないようにしましょう。
マネをすると、あなたの会社の売上にも波がでて、
セルフイメージも低くなり、
心理的に苦しくなってしまいます。