こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、マーケターの集まりに参加したのですが、
その時に、興味深いことに気づきました。
その集まりに参加していたマーケターたちが
「自分は、このプロモーションでいくら稼いだ」
といった「売上」でランク付けしあっていたことです。
そして、大きな売上をあげていた人は、
小さな売上しかあげていない人のことを
見下していたのです(笑)。
本当にくだらないですよね。
しかし、こういうランク付けは、
どの業界でもおこなわれています。
たとえば出版業界での著者の集まりなら、
本の「累計発行部数」でランク付けがおこなわれます。
累計100万部の著者は、他の著者からは
神のごとき扱いを受けるわけです(笑)。
ですが、本が100万部売れたところで、
印税はたった1億円ぽっちしかもらえないので、
私からすると大したことないんですよね。
同様のランク付けが、ブロガーの集まりだとPV数で、
経営者の集まりだと年商やら社員数やらで、
投資家の集まりだと勝率やら運用利回りやらでおこなわれます。
ここで私がご提案申し上げたいのは、
「自分の人生の成功を、どういう尺度ではかるか」を
できるだけ若いうちに決めておくこと。
でなければ、他人のランク付けに巻き込まれて、
自分ではなく、他人の人生を送ることになるからです。
私たちは、「他人の」成功の尺度に
巻き込まれてランク付けをされるとき、
必ずミジメな気持ちになります。
一方で、「自分の」成功の尺度で
自分をランク付けをすれば、自分に誇りを持てます。
たとえば「自分の」成功の尺度を、
「どれだけ健康に生きられたか」で決めるもよし、
「どれだけ楽しく生きられたか」で決めるもよし。
「他人の」成功の尺度を捨てて、
自分の魂の声を聞いて、自分が何者かを悟り、
「自分の」成功の尺度を見つけてください。
成功の尺度とは、
指紋のように百人百様なものですから
一人として同じ成功の尺度はありません。
例えば、「私の」成功の尺度とは、
どれだけ「実践的な真理を追求できたか?」です。
この尺度において、私は自分に誇りを持っています。
が、これをあなたに押し付けたいとは思いません。
なぜなら、これは私の成功であって、
決してあなたの成功ではないからです。
あなたには、あなたがもっと誇りを持てる
成功の尺度が必ずありますので、
それを見つけて欲しいのです。