こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、誇大自己について書きました。
ご参考:誇大広告はなくならない
誇大自己とは、現実の自分に比べて、
自己認識が誇大化しているメンタルの状態で、
要は「身の程知らずのテング状態」です。
さて、昨今のインターネット時代って
自分の言動が他人に筒抜けになる衆人環視の状態です。
たとえばフェイスブックなどのSNSが代表例で、
誰かの発言が筒抜けになるからです。
そして、このインターネット時代では
誇大自己の状態だと周りから叩かれるのです。
・大して容姿が良くないのに、
ナルシストな自撮りをしている人
・ビジネスで大した実績を出していないのに
偉そうな発言(格言?)をしている経営者
・自分のことを棚に上げて、上から目線な人
どうでしょうか?
SNSでこういった誇大自己な人がいたら、
なんか腹が立ちませんか?(笑)
これはSNSだけでなく、出版でも同様で、
自分のことを冷静に客観視できないと
周りから批判されるのです。
たとえば、2009年に経済評論家の勝間和代さんが
『結局、女はキレイが勝ち』という本を出しました。
ご参考:『結局、女はキレイが勝ち』
この本、Amazonで★1つのレビューが70個以上ついた、
とんでもなく炎上した本です。
レビューを読んでみると、誇大自己に関する批判が多いです。
以下、この本のAmazonのページからの引用です。
・肥大化しすぎた自尊心で他人の意見を聞かない
・こんな閻魔大王みたいな顔した人が、
こんなタイトルで本書いても説得力ゼロ。
・ブスがこんな本を書いた勇気に星5つ
・勝間和代という人間の生涯そのものが、
このギャグのための前フリだった
・世間を煽ってるとしか思えない表紙と書名に惹かれ、
「どれだけナルシズム全開のひどい内容なんだろう」 と、やや黒い興味で購入。
うーん、本の内容とは関係がない
人格批判のレビューが多くて、これはひどいですよね。
しかし、勝間さんのような誇大自己な人がいると
周りの人は「こいつ、テングになっているな」と
シャクにさわるのです。
ですから、よく周りの人から批判されるという場合、
自分のメンタルが誇大自己になっていないか
客観視してみてください。
このように、心理学の本質を知りたい場合、
私の講座「お金の心理学」へどうぞ。
こういった内容を伝えているコンサルタントは
業界では私くらいなものですし、
我流でメンタルを改善しようとすると
絶対に失敗するからです。