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やる気はあなたのためにある!

自己啓発

2016年7月13日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

「やる気が出ないのですか、どうすれば出ますか?」

こういった質問をいただいたことは
今まで数え切れないほどあります(笑)。

 

 

私が心理学の専門家だから、
私に聞けば解決すると思っているのでしょうね。

 

しかし、私はこの質問に対して、
とても残酷な答えしか持ちあわせていません。

 

その答えとは、
「じゃあ、それをやめるか減らすかすれば?」
というもの。

 

いいですか。

やる気とは100%あなたのためのものであって、
誰かのためのものではありません。

 

例えば、「誰かに貢献したい」といったやる気でさえも
「誰かに貢献することで、私がいい気持ちになりたい」
という利己主義にすぎないのです。

 

例えば、「赤ちゃんの世話をしたい」というやる気も、
「赤ちゃんの笑顔を見ることで、私が幸せになりたい」
という自分勝手な動機なのです。

 

私はこれを、「健全な利己主義」と呼んでいます。

 

一方で、やる気が出ないということは
「したくない」と心の中では思っているのに、

「~しなければいけない」とか、
「~すべきだ」といった、

「べき論」によって気持ちを抑圧し、
無理やり行動をさせようとしている証拠です。

 

気持ちを抑圧していれば、
当然、やる気という感情も抑圧されます。

 

ですから、

「これは相手のためになるから、しなければいけない!」

と「べき論」で判断したとしても
長期的に継続するやる気なんて出ないのです。

 

私はこれを、「不健全な利他主義」と呼んでいます。

 

「健全な利己主義」というのは、
最終的には相手のためになり、
まず自分も幸せになる考え方。

 

「不健全な利他主義」というのは、
相手のためと見せかけて、自分の「べき論」を押し付ける
自分も相手も不幸になる考え方。

 

やる気が出ないという人ほど
「健全な利己主義」が少なくて、
「不健全な利他主義」のカタマリです。

 

ですから、どうしてもやる気が出ないなら、
それを減らすかなくすかしかないのです。

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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