こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「私にはこれが足りていない、欠落している」
という感覚を、私は「欠落感」と呼んでいます。
そして、欠落感が強いと、色々な問題を引き起こします。
たとえば、幼少期に両親から
あまり褒められたことがない人の場合、
大人になると承認欲求の鬼になります。
「私は、人から褒められない人間だ」と感じるような、
褒められることへの飢餓状態になるからです。
経営者であれば、「立派な会社を作りたい」と
会社の年商をどこまででも伸ばそうとして
死に物狂いで努力をするのです。
場合によっては、努力をしない人を見下すことさえあります。
あるいは、会社員の場合、出世競争で勝とうとして、
ワーカホリックになって健康を害したり、
他人を蹴落としたりするのです。
自営業者の場合、お客さんに感謝されることで
自分の欠落感を埋めるために
必死に顧客サポートをする人もいますね。
朝から晩までお客さんのために行動して、
すぐにメール返信するような人もいます。
あるいは男女関係でもこれは同じです。
普通は結婚するときは、安らぎを感じたり、
愛を感じたりできる人と結婚するのですが、
欠落感が強い人の場合はそうなりません。
周りから認められそうなパートナーを選ぶので、
収入が高いとか容姿が良いといった条件が
最優先になってしまうわけです。
ここまで読めば、私が何を言いたいかはわかるでしょう。
自分の欠落感を埋めないと、
色々な問題が起こり続けるのです。
そして、結局どこまで行っても苦しいままです。
私の講座『お金の心理学』のリーダーズコースの中で
こういった自分の欠落感と向き合う方法について
お伝えしているのには、こういった背景があります。
ピンと来た人はぜひ来てくださいね。