こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、コンサルタントの役割って、
「ひらめきを与えること」だと思っています。
私は今まで、多くの経営者に結果を出させてきました。
……が、彼らが成功したのは私の力ではなく、
経営者本人が優秀だったから、
というのが実際のところです。
成功の99%は経営者の努力によるものであり、
せいぜい、残りの1%がコンサルタントの力によるもの、
だと思っています。
私はそんな人格者ではありませんし、
別に謙遜をしたいわけではなく、
これは本当にそう信じているのです。
逆に言えば、優秀ではない人は
どう頑張ったって、私は成功に導けません。
とは言え、1%しか成功に関与していないからといって
コンサルタントには価値がない、
と言いたいわけではありません。
コンサルタントがもたらす1%のひらめきがなければ、
成功できないと思っているのです。
ほら、発明王エジソンも言っていますよね。
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」と。
この名言を誤解している人もたまにいますが、
エジソンは「99%の努力が大事だ」と
言っているのではありません。
「1%のひらめきがなければ、
努力をしてもムダである」というのが、
エジソンの意図していることです。
もっと正確にエジソンの意図をあらわすなら、
「1%のひらめきがあるからこそ、
99%の努力が苦にならない」
ということなのです。
コンサルタントは1%のひらめきを与えますが、
99%の努力は経営者がやることになります。
成功に不可欠な1%のひらめきを与える存在、
それがコンサルタントというわけですね。