こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は幼少期、とにかく体が弱かったのです。
どれだけ体が弱かったというと、
1年のうち、1か月くらい小学校を休んだり、
あるいは、2週間以上も高熱が続いたり……
ということさえもありました。
また、それは20代の終わりまで続きました。
1ヶ月に1回くらい、風邪を引いていたのです。
それはなぜか?
今思うと、親から厳しく育てられたのが原因で、
病気になることで、親の厳しいしつけから
逃れようとしていたから、だったのです。
そして、親離れして20代になった後も、
そのパターンはなくなりませんでした。
その理由は、私が親から離れた後も、
親の価値観をそっくりそのまま引き継ぎ、
「自分のことを甘やかしてはいけない」
という価値観で生きていたからです。
そして、20代になった後は、
両親からの厳しいしつけではなく、
「自分自身の厳しいしつけ」から
逃れようとして、風邪を引いていた、
というわけです。
興味深いですよね。
嫌いだったはずの両親の価値観を
私自身も、いつの間にか引き継いでいたのです。
そのことに気づき、自分の価値観を変えてからは
ほとんど風邪もひかなくなりました。
このように、過去の私に限らず、
「私は甘えがちで、だらけてしまう人間なので、
もっと厳しく自己管理しないと……」
という口癖の人は、たいていの場合、
自分のことをいじめるのが大好きなのです。
そういう人の場合、風邪だけでなく、
病気がちだったり、いつも疲れていたり、
慢性的な腰痛や頭痛を抱えていたりします。
もし、あなたが上記に該当する場合、
「もっと自分のことを甘やかしてもいい」
といった価値観に変えないと、
非常に苦しい人生になります。
自分のことを苦しめたところで、いじめたところで、
結果が出るわけではありませんからね。
物事というのはすごくシンプルで、
自分を甘やかそうと、厳しくしようと、
やるべき行動を、やりさえすれば結果が出る、
それだけです。(笑)
ですので、甘やかそうと、厳しくしようと
結果が出ることは出るのです。