こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前私は、とあるコンサルタントの、
セミナーの販売ページを読んだことがあります。
その販売ページで売っていたのは、
これから起業したい方向けの、
集客支援のセミナー(価格3万円)でした。
その販売ページには、こんなことが書かれていました。
「たった3万円で、プロのコンサルタントを
雇えるようなものです。
とてもコストパフォーマンスが良い投資です」と。
私はこの部分を読んだ時に、
「あーあ、ありがちな失敗をやっちゃったね……」
を感じました。
その失敗とは何でしょうか?
答え。顧客の理解が足りないこと。
そもそも、これから起業をしたい方の場合、
「人を雇いたい」とは思っていません。
「たった3万円で、プロを雇える」と書いたところで、
「はあ……?」と思われるのがオチです。
それよりも、ものすごい量と質の、
知識やノウハウが学べると書いた方が
これから起業をしたい方には響きます。
私のように、起業している人間の場合、
「この部分のスキルが足りないから、
ピンポイントで、人の手を借りたい」
というニーズはあります。
しかし、これから起業をしたい方は
「人を雇う」なんて言われても、
売上が上がっていないので、怖くてできない。
また、今の自分に足りないのは、
「SEOのための文章を編集するスキルが足りない」
というように、自分に足りないスキルを
ピンポイントで理解していません。
それどころか、スキルや知識が全般的に足りないのです。
だからこそ、これから起業する方は、
ものすごい量と質の、
知識やノウハウが学びたがるのです。
こういった顧客の感情の理解をしていないと、
商品というのは売れません。
顧客の感情をリサーチしていなかったり、
顧客の理解にとぼしいと、ありがちなミスですね。
あなたも、同じようなミスはしていませんか?
私もよくやるミスなので、
自戒を込めて書いています。