こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日紹介した、この本が好評です。
さて……
有名な「80:20の法則」という経験則がありますよね。
20%の原因が、80%の結果につながっており、
80%の原因は、20%の結果にしかつながっていない、
という法則です。
これは、マーケティングでも同じです。
マーケティングには色々なテクニックがあります。
例えば、目立たせたい文字を赤字にするとか、
大きくするとか、ですね。
ですが、こういったテクニックというのは、
さほど重要ではありません。
文字の色とか大きさよりも、
もっと重要な要素はたくさんあります。
例えばUSPです。
あなたの商品の独自のウリは何なのか、
それをしっかりと伝える方が、文字よりはるかに重要です。
……というように、マーケティングのテクニックは
何百、何千とありますが、重要度は大きく違うのです。
これを理解しないで、マーケティングの本を読んでも
小手先のテクニックにおぼれてしまう、
ということになりがちです。
USPを考えるのは頭を使いますし、大変です。
一方で、文字の大きさや色を変えるのは、
すぐ出来ますし、簡単です。
そして、我々の脳は楽をしようとしますし、
すぐに結果が欲しいので、小手先のテクニックに
フォーカスをしがちになります。
すると、文字の大きさや色を変えるといった、
USPからしてみたら、はるかに重要度が低いことに
フォーカスしてしまうのです。
何かを学ぶ際、その重要度はどれくらいなのかを
ザックリと掴んでおくことはすごく大切です。
マーケティングに限らず、何かを学ぶときには
注意してみてくださいね。