こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前私は、起業の準備をし始めた結果、
夫婦仲が悪くなってしまった方からの
ご相談に乗ったことがあります。
これは、ある意味で、しょうがないことです。
起業で夫婦仲が悪くなる第一の理由は、
起業をすると、労働時間が長くなり、
夫婦で一緒にいる時間が短くなるから。
起業をし始めると、どうしても長時間働かないと
軌道に乗らないのです。
第二の理由は、起業というのは、
(特に最初の段階は、)とてもストレスになり、
イライラしがちだからです。
私たち人間は、そばにいる人がイライラしていると、
自分自身もイライラしてしまうようにできているので、
その結果、ケンカが起こりやすくなるのです。
第三の理由は、起業当初というのは
資金的に苦しくなりやすく、
お金の問題が起こりやすいからです。
そんな方に、私が薦めているのはこの本です。
『愛を伝える5つの方法』
ゲーリー チャップマン (著), ディフォーレスト 千恵 (翻訳)
アメリカの結婚カウンセラーの本なので、
学術的な根拠はかなり薄いですが、代わりに、
とてもシンプルで分かりやすい本になっています。
人が愛情を感じるのには5つのパターンがあり、
そのパターンが人それぞれ違うことが書かれています。
それは、下記の5つのパターンです。
1.肯定的な言葉
感謝の言葉や尊敬の言葉、愛のささやき、など
2.クォリティ・タイム
相手に対して、100%の意識を向けている時間のこと
(目を逸らさず、別のことをせずに、相手の話をきくなど)
3.贈り物
相手にあげるプレゼントのこと
4.サービス行為
相手がして欲しいことをすること(皿洗い、洗濯物を干す、など)
5.身体的なタッチ
手をつなぐ、キス、抱擁、セックスなど
このときに、大切なのは、
自分が求めているパターンではなく、
相手が求めているパターンでコミュニケーションをすること。
相手が求めているパターンでないと、
相手は愛を感じてくれないのです。
同じ人間なのに、こういった差が出るのは、
幼少期に親から与えられた愛情のパターンが
人それぞれ違うから、
と私は仮説を立てています。
大人になっても、幼少期に与えられた
親からの愛情のパターンを引きずっている、
ということなのでしょう。
「自分が、どういう行動をしたときに、
一番愛を感じる?」
と相手に聞いてみましょう。
相手のパターンを理解するのが、最初の一歩です。
『愛を伝える5つの方法』
ゲーリー チャップマン (著), ディフォーレスト 千恵 (翻訳)
コメント
とても素敵な本と思います。
英語で読みましたので、日本語のバージョンもあるのは以上に大切と思います。
紹介してありがとうございました。
エリ