こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私自身、ブログを書いていて、非常に複雑な心境なのですが、最近はライターの執筆料がどんどん下がっています。
それは、誰でもブログやFacebookで投稿する社会になって
二流ライターが異常なスピードで増えているからです。
もちろん、私も二流ライターの1人ですが。(苦笑)
需要と供給の関係から、ライターが増えれば増えるほど
執筆料はどんどん下がっていくことになります。
では、ライターの執筆料が下がった未来において、
今後、どういう人が生き残るのか?
それは、「編集者」です。
編集者というのは、
・読者ニーズを察知して、文章の企画書(目次)を作れる人
・ライターの文章をリライトして、良い文章にできる人
であり、こういう人が不足しているからです。
まず、普通のライターは
読者の魂を震わせられるような文章は書けません。
読んだ人を号泣させ、震わせ、感動させ、歓喜させ、
勇気を奮い起こす……そんな卓越した文章力がある人は
編集者しかいないのです。
そういった卓越した文章力はマレなので、
値下がりしにくい、というわけです。
また、世の中が求めていることを察知し、
それを企画書(目次)にできるのは
編集者しかいません。
ほとんどの人は自分の書きたいことを書きますが、
編集者は、世の中に求められていることを書きます。
情報が増えてくると、
読み手への意識が弱い文章というのは
その他大勢に埋もれてしまうのです。
※SEOなどは、特にその傾向が顕著です。
また、そこそこの文章さえ書ければ、
誰でもライターにはなれますが、
一流の編集者になるには、かなりの努力と、
良い先輩編集者から適切なアドバイスを
もらえ続ける環境が必要です。
そのため、良い編集者の数は
そこまで劇的には増えません。
だからこそ、編集者は、ライターに比べて
仕事の単価が値下がりしにくい、というわけです。
ビジネス心理学で記事を書いてくれているライターの方も、
そして、もちろん私も、
・もっと文章力をつけて、
・もっと企画力をつけないと、
将来は生き残れないだろうな、と感じています。