こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、ビジネスの話を書きます。
よく、素人のマーケターがやってしまうミスとして、
「左脳的なマーケティングで、
競合他社に勝つ商品を作ろうとすること」
が挙げられます。
例えば、あなたは整体師向けに
集客を教えるコンサルタントだったとします。
そして、あなたの競合のコンサルタントが、
「新患を増やして、月収100万円になりましょう」
と言っていたとしましょうか。
ここでやってはいけないのが、
闇雲に数字を増やすことです。
つまり、左脳的なアプローチです。
「競合の広告が、月収100万円なら、
自分のところは、月収1,000万円だ!」
と数字を増やしたところで
あなたにコンサルを依頼するクライアントは
増えると思います?
「新患を増やして、月収1,000万円になりましょう」
という広告を見た方はどう思うでしょうか?
数字が大きすぎて、逆に怪しいと感じるのでは?
あるいは、月収1,000万円も必要ないと
思う人も出てくるでしょうね。
そして、次は、月収1,000万円ではなく、
もう一桁増やして、月収1億円にしますか?
もう、ここまで来ると、胡散臭いの一言です。
月収1,000万円でも怪しいのに、
いわんや、月収1億円をや、というわけです。
分かりますよね?
お客様は、数字の多寡(たか)だけで
判断をしている訳ではなく、
自分の価値観に基いて、どの会社の商品を買うか、
主体的に判断しています。
左脳的に、競合の商品の延長線上に
あなたの新商品を作ったところで、
ほとんどの場合、失敗します。