こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
モチベーションアップをさせるセミナーに
参加した人って、セミナー後の数日間は、
非常に気持ちが高揚している場合があります。
けれども、心理学的に言うと、
ハイテンションになったからと言って
パフォーマンスが高まるとは言えません。
むしろ、逆のデータはたくさんあります。
例えば、スポーツ心理学の、
緊張もしておらず、かつリラックスもしていない、
そんな精神状態が一番パフォーマンスが高くなる、
ということは有名ですね。
人間は、自然体が一番結果が出るのです。
ですから、私は、セミナーで話すとき、
出来る限り参加者の感情やテンションを
上げないように心がけています。
下手に感情やテンションを上げると
参加者の仕事のパフォーマンスが落ちるからです。
これ、実は、セールスでもそうです。
セールスの本によっては、
「いかに自分自身がテンションが高いかが、
クロージング率に大きく左右する」
みたいなことが書かれていることがあります。
ですが、私がトップセールスの方を見ていると、
テンションが低くても、売れている人は売れています。
テンションが高くても、売れていない人は売れていません。
本人が自然体で、しっかりと伝えるべきことを伝えていれば、
テンションが高さは関係がないのです。