こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回の内容は、講座ビジネスをする場合に
知っておいたほうがいい経験則です。
10年以上にわたって講座をして私がわかったのは、
「幽霊参加者は死ぬまで幽霊参加者だ」
ということです。
ここでいう幽霊参加者とは、
「申込みはしているものの、セミナーに参加せず、
ワークや課題もしない人」を指します。
学校の部活動における「幽霊部員」などと
似たニュアンスです。
こうした幽霊参加者は、
ときどき口だけ立派なことを言ってきます。
たとえば、セミナーの再募集をしたときに
「今回こそはセミナーに出ようと思います!」などと
意気込みのメールが届くことがよくあります。
あるいは、別の講座をおこなった場合に
「今回こそはワークや課題に取り組みます」といった宣言をしてくることも多いでしょう。
しかし、長年の私の経験則で言えば、
99%の幽霊参加者は死ぬまで幽霊参加者のままです。
つまり、意気込みや宣言はその場限りで
実際の行動は変わりません。
とくに、新しい特典などをもらえるときに
調子のいいことを言う幽霊参加者は
まるで信用できない(苦笑)。
まあ、講座への参加スタイルは個人の自由なので、
一定数の幽霊参加者がいるのは別にかまいません。
ただ、幽霊参加者の言葉を鵜呑みにしないように
注意するように私はしています。
なぜなら、口だけの幽霊参加者たちを信じると
運営メンバーや他の参加者がバカを見るからです。
一例をあげると、セミナー会場の用意をしたり
フォローアップの準備をしたりしても
幽霊参加者は欠席するのでムダになってしまいます。
また、幽霊参加者を優遇してしまうと、
熱心な参加者のフォローアップが少なくなり
努力する人が損をする環境になりかねません。
そのため、私は幽霊参加者を意識的に冷遇しています。
そして、行動が早くて積極的な参加者ほど、
優遇するようにしているのです。
積極的な参加者は、
結果を出したり場を盛り上げたりして
他の参加者にも良い影響を与えてくれるため、
本当にありがたく思っています。
あなたが講座を運営する立場のときも
幽霊参加者はあまり相手にせずに、
積極的な参加者の相手をしてください。
相馬一進