こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
個人事業主や起業家の中には
「何でも身内に頼もうとする人」がいます。
つまり、何かのタスクが発生したときに
家族や友人など手近な人に手伝ってもらおうとするのです。
もちろん、その家族や友人が
何かの業界のプロフェッショナルならいいでしょう。
ですが、現実にはさほど専門家でもない場合も多くあります。
そのため、何でも身内に頼む「身内バカ」は
あまり結果が出せません。
たとえば、あなたがチラシを作るとします。
その場合に身内バカの場合は
「デザイン関係の仕事をしている友人の◯◯さんに
チラシ作成を頼もう」などと考えがちです(苦笑)。
ですが、その友人があなたが得たい結果への
専門家とは限りませんよね?
ひとえにデザイン関係とは言っても様々な分野があり、
不得意な仕事もあるはずだからです。
また、その友人は本当に業界でも屈指の実力のある
一流なのでしょうか?
確率としては、
プロであっても中堅以下の可能性が高いですよね?
もし、その方が苦手な分野だったり、
中堅以下の腕だった場合は、
完成するチラシの質は下がります。
そうなれば、お客さんからの反応はかんばしくなく、
しょぼい売上しか立たないでしょう。
すると、あなたにとっても友人の方にとっても、
お客さんにとっても残念な結果となります。
ハッキリ言って誰も得をしていない。
このようなことがあるので
何でも身内に頼もうとする「身内バカ」になるのは、
全くおすすめできません。
私であれば、一度も会っていない相手でもいいので、
全世界から一流の人を探し出して
なんとかお願いしますね。
もしかすると、「身内バカ」の人は
「周りの人にも幸せになってほしい」という
善意から行動しているのかもしれません。
そういった価値観は素晴らしいと思います。
ですが、ビジネスで人選を誤ると
関係者が全員苦しむ結果になるので注意してください。
下手をすると仕事を依頼したせいで
身内の人間関係までもが悪化しかねません。