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国民性という錯覚

心理学

2021年8月18日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

社会問題などの議論をするときに
「国民性」という言葉を使う人は多くいます。

「◯◯人の国民性は~」といった表現が、
世の中に飛び交っているでしょう。

 

ただ、そうした「国民性」が錯覚ではないか、
ときどき疑ったほうがいいと私は考えています。

 

 

なぜなら、「国民性」は単なるイメージで、
エビデンスがあまりないからです。

 

それどころか、イメージと正反対の事実が
判明している場合もあります。

 

たとえば「日本人は集団主義の国民性がある」
と言われがちです。

 

つまり、個人よりも集団に価値を置く価値観です。

良くも悪くも会社などの集団を重んじており、
同調圧力が強いという見方があります。

 

一方、「アメリカ人は個人主義の国民性だ」
といった言説が多くあります。

アメリカ人はハッキリ自己主張をするなど、
個人(自分自身)を大切にするというイメージですね。

 

こうした国民性のイメージは根強く、
テレビ番組でも日本とアメリカを比べて
紹介していることがよくあります。

 

ところが、あらためて調べてみると、
意外な事実が明らかになっています。

それは、「日本人はイメージほど集団主義ではなく、
アメリカ人はイメージほど個人主義ではない」
ということです。

 

1997年に東京大学と日本大学は、
日本人とアメリカ人の国民性について研究しています。

質問紙研究や行動実験などを複数用意して、
その妥当性を厳密に検証したのです。

 

これは8万人以上のデータや43か国の調査も含む、
かなり信頼性が高い研究結果です。

 

結果、次のような事実がわかりました

・アメリカ人と日本人を比較する調査の中に、
 日本人の集団主義を裏付けるデータはほぼない

・むしろ、アメリカ人よりも日本人のほうが
 やや個人主義が強い可能性があった

 

アメリカの学校や企業の中では、
同調圧力が当たり前にあるようです。

そのため、集団主義的に人目を気にして
生活しているアメリカ人も多くいるとわかりました。

 

逆に、日本人の中にも自己主張をしたり
個人の生活を優先したりする人はいるでしょう。

その差を比較してみると「国民性」と呼べるほどの
ちがいは見つからなかったのです。

 

(原因はわかりませんが、この研究においては
日本人のほうが個人主義の傾向があったほどです。)

 

さて、この結果を知ってあなたはどう思いますか?

 

あくまでこの研究は、日本人とアメリカ人の
集団主義と個人主義の比較でした。

ただ、他の「国民性」の通説も疑わしいでしょう。

 

もちろん、遺伝的な特性などで、
実際にちがいがある場合もあるかもしれません。

とはいえ「◯◯人は△△の国民性だ」
と決めつけるのは、単なる差別の可能性もある。

 

「国民性」という錯覚にとらわれずに、
ファクト(事実)に基づいて
意思決定をしたいと私は思います。

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