こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、講座ビジネスをはじめた個人事業主の方が
次のように言っていました。
「オンラインの講座を開催して、 参加者からの質問を受け付けはじめました。 的確な質問をしてくれる参加者と やり取りしているのは楽しいです。 ただ、長文すぎる人生相談とか 何が言いたいのかわからない質問が けっこう来るので困っています。 面倒な質問への対応に疲れてきました……」
この方はオブラートに包んだ言い回しをしていますが、
ようするにクソみたいな質問が
ストレスだということですね(笑)。
講座やコミュニティなどをしている人からは、
似たような悩みはよく聞きます。
こうした場合におすすめなのは、
まずは質問のガイドラインを作ることです。
たとえば、次のようなガイドラインに沿って
質問を受け付けるようにするのです。
・質問は400文字以内にしてください
・質問の目的や前提も書いてください
・あなたの現状もわかるように書いてください
・できればあなたの仮説も記入してください
・ざっくりした抽象的な質問には回答しません
・マナー違反の質問があった場合は無視します
このような項目を公開して、
ガイドライン違反の質問は完全に無視するのです。
あるいは、
「ガイドライン違反は答えません」と
違反した人をバッサリと切り捨ててしまいます。
すると、長文すぎる人生相談や意味不明な質問は、
かなり減らすことができます。
また、ガイドラインがあるほうが
具体的な質問の仕方がわかるので、
参加者もサービスを利用しやすくなるでしょう。
このような方法でクソ質問を減らしながら、
講座を運営していくのがおすすめです。
逆に、ちょっとした質問のストレスくらいで
講座ビジネスを完全にやめてしまうのは、
私からするともったいなく感じます。
なぜなら、情熱があり売上の立つビジネスを、
一部のストレスのためだけに
捨ててしまうことになるからです。
どんなビジネスモデルを選んでも
少しはストレスを感じる部分が出てきます。
その度にビジネスを畳んでいたら、
いつまでもしょぼい売上しか立ちません。
この方の場合も、
「的確な質問をしてくれる参加者と
やり取りしているのは楽しい」と言っていました。
その楽しい部分を伸ばしながら
ストレスを減らすように工夫していくのが重要です。
ちなみに世の中には、ストレスのあるビジネスを
すぐにやめさせたがる輩がいます。
「ストレスがあるビジネスはやめて、
●●という新しいノウハウを実践しましょう!」
となど勧めてくるのです。
ですが、そうした輩の言う通りにしていると、
次から次へと新しいノウハウを試して
時間もお金もムダにするハメになりがちです。
安易にビジネスをやめるように勧める輩は、
信じないようにしてください。
まともなコンサルタントであれば、
できる限り今のビジネスを続けながら、
ストレスが減り売上も上がる解決策を出すはずです。