こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あくまで私の主観ですが、「業者」という言葉は、
少し相手を下に見た意味で使われると感じています。
私の知り合いで、映像制作の会社を
経営している男性がいますが、彼も、
「業者と呼ばれると、イラっとする」
と言っていました。
取引先は取引先でも、業者という言葉には、
「コマ扱い」の感があるからだと思います。
これは、辞書上の意味ではなく、
私個人の勝手な意味付けですが、
取引先のうち、対等な関係にあるのは、
「ビジネスパートナー」
と呼ばれるのではないかと思います。
では、業者とビジネスパートナーの違いと言えば、
相乗効果(シナジー)がどれくらい生まれているのか、
が私なりの定義です。
相乗効果(シナジー)というのは、
『7つの習慣』の、第6の習慣ですね。
相乗効果(シナジー)が小さいのが業者で、
大きいのがビジネスパートナーです。
例えば、「この仕事ができない。むずかしい。
だから、外注しよう」というのが業者。
そこに、相乗効果はあまりなく、
仕事の一部をただ依頼しただけです。
一方で、ビジネスパートナーというのは、
同じ目標に向かって進んでいくイメージ。
そのためには、お互いの目標や性格、スキルなどを
理解しあうことが大事になりますね。
ですので、業者と呼ぶ方にも、呼ばれる方にも、
どちらにも多少なりとも問題があって、
理解しようとする姿勢が弱いのではないかと思います。
相手のことを理解すれば、
より相乗効果が発揮できる場合も多いので、
業者として付き合うのはもったいないですね。