こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中には、問題ではないことに
問題意識を持つ人が多くいます。
たとえば、次のように言う人がいるのです。
・借金があるのが問題だ
・運転免許がないのが問題だ
・実家暮らしをしているのが問題だ
・結婚していないのが問題だ
・収入が低いのが問題だ
・友人が少ないのが問題だ
・学歴がないのが問題だ
こうした特徴に他人が当てはまっていたら批判して、
自分が当てはまっていたら自己否定をするのです。
「あいつは学歴がないからクソだ」
「自分は結婚してないからダメだ」などと。
ですが、私から見るとどれもそこまで問題ではありません。
奨学金や住宅ローンなどの借金がある人は多いですし、
日本人の数千万人は運転免許を持っていません。
実家ぐらしでも、独身でも、低収入でも、
友人が少なくても、低学歴でも、
人生を楽しんでいる人はいくらでもいますよね?
客観的に見ると「別にいいのでは?」ということばかりです。
もちろん、こうした点に不満がある場合に、
行動して解決を目指すのはいいでしょう。
引っ越しをして環境を変えるとか、
起業や副業で収入を増やすといった努力は素晴らしい。
ただ、だからといって、
行動する前が「問題」ではありません。
こういう人の一番の問題は
「問題がある」と感じている、問題意識のほうにあります。
つまり、メンタルこそが問題なのです。
今の自分にOKを出せるようになると、
そうした問題はなくなっていきます。
言い換えると、そのメンタルを改善しない限り、
次々に別の問題を作り出して苦しみ続けるでしょう。
他人や自分ののダメなところを粗探しして、
他者否定や自己否定を繰り返す悲しい人生になります。