こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
もし家族や友人がメンタルの不調を訴えていたら、
あなたはどうしますか?
ここで言うメンタルの不調とは、
たとえば次のような悩みを指します。
・身体のだるさがとれない
・どうしてもやる気がでてこない
・すぐに不安になりやすい
・気分の浮き沈みが激しい
・生理前後の不調に振り回されてしまう
・イライラしやすい
・病気ではないけど、なんだか元気がでない
栄養学の知識がない人って、
こうしたメンタルの不調を
すべて根性論で解決しようとしがちです。
「ポジティブになりなよ!」とか
「前向きに考えてごらん」とか「自分を信じて」とか
わけのわからない根性論を語るのです(苦笑)。
ですが、こうした根性論はろくに効果がありません。
なぜなら、栄養学的な観点が全くないからです。
たとえば、人間は鉄分が不足すると、
イライラが倦怠感が出やすくなるとわかっています。
その典型例は産後うつで、
出産と同時にたくさんの鉄分(血)を失うので
うつっぽくなってしまうのです。
あるいは、ビタミンDの不足で抑うつ感が増すといった
現象も確認されています。
冬場にメンタルが落ち込んでしまう人がいるのは、
夏場とはちがって長袖・長ズボンになるため
肌が太陽光を十分に浴びられくなり、
ビタミンDが産生できないのが一因です。
こういった栄養の問題をひとまとめにして、
栄養障害と呼ぶことがあります。
スナック菓子やファストフードばかり食べていると、
当然ながら栄養障害は起きやすくなります。
また、サラダと焼き魚と味噌汁などの
「一見バランスの良さそうな食事」をしていても、
栄養障害になることはあるのです。
特定の栄養素が多すぎたり少なすぎたりして、
問題が起きる場合があるからです。
こういった栄養障害によるメンタルの不調に対し、
精神論はまるで意味がない。
ポジティブに考えようが何しようが、
栄養が改善できないかぎり、
メンタルの不調は続くからです。
言い換えると、栄養学を理解して
食事を改善するだけで、
メンタルが良くなる場合も多くあります。
それで、私がご提案したいのは、
「栄養学であなたの大切な人を支えてあげませんか?」
ということです。
夫婦、親、兄弟、子ども、恋人など
一緒に食事ができる場合は、
あなたが料理を作ってあげるといいでしょう。
あるいは、友人やビジネスのお客さんなどなら、
レシピやメニューをシェアし、
栄養の知識を教えてあげるだけでもかまいません。
下手な根性論よりも、
栄養学に基づく食事改善のほうが
はるかに大きな変化が期待できます。
とはいえ、多くの人は食事改善と聞いても、
何をしたらいいのかわからないでしょう。
また、今まで栄養学を触れてこなかった人は、
「間違った知識を人に伝えてしまったら悪い」
という気持ちにもなると思います。
実際、サプリメントの飲み方を間違えて、
尿路結石ができたしまった事例などもあるので、
下手なことをするのは危険です。
※そのため、今回の内容だけを読んで早合点して、
安易にサプリメントを買うのはやめてください。
だからこそ、私は栄養学の専門家との企画を
おこなうことにしたのです。