こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、こんなご質問をいただきました。
「相馬さんは、●●さんという経営者のことを
尊敬していると過去に言っていましたが、それは何故ですか?
私は、あの人の人格が好きになれないのですが……」
私は、こんな質問をいただくと、
答えるのが本当に面倒になってしまうのです。
なぜなら、こういう質問をしてくる時点で、
物の見方に問題がある人だからです。
カンタンに言うと、1つでも嫌いなところがあると、
「その人すべてが嫌い」と過度な一般化をする人ですね。
さて……残念ながら、私を含めて、
誰一人として完璧な人間などいません。
それなのに、嫌いな側面が1つでもあると
「その人のすべてが嫌い」と考えるのは
物の見方が幼稚な証拠なんですね。
人間は、大人になるにつれ、
多面的な視点を手にいれます、普通は。
しかし、過度な一般化をする人は
幼稚なので物の見方が1つしかないのです。
その結果、悪い部分しか見つけられないので
「清濁併せ呑む」ことができないのです。
ご存知のとおり、私にしても
せいぜい50点ほどの人間で、完璧とはほど遠いです。
ですから、もし私が完璧に見えたとしたら、
その人の物の見方はきわめて幼稚ですね(笑)。
言い換えると、「相馬さんは完璧ですね」と
尊敬のまなざしで見てくる幼稚な人とは
私は付き合いたくありません。
また、私のまわりの友人にしても、
私がビジネスなどを学んでいる人にしても、
せいぜい50点ほどの人間ばかりです。
人格破綻者であったり、エゴイストであったり、
常識からかけ離れた変な人も多い。
ですが、良い部分もたくさんあり、
その部分を私は尊敬しているだけです。
今日の冒頭で紹介した質問の他にも、
視点が低い質問はたまに来ます。
「相馬さんは、私が嫌いな●●さんのことを
なぜメールマガジンで紹介したんですか?」とか。
ですので、今日の内容は
これらの質問への回答として書きました。
今日の結論。
当然ですが、私も悪い部分には気づいています。
ですが、だからと言って、
全てが全て悪いとは思っていません。
清濁併せ呑んで、良い部分を
学ばせていただいている、ということです。