こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昔、二泊三日で大阪に行ったときの話です。
そのときは、東京に帰ってきた翌日に、
台湾に三泊四日で行く予定でした。
そう、「予定」だったのです。
成田まで行ったにも関わらず、
空港に着くのが遅く、飛行機に乗り遅れてしまったのです。
本当にショックで、私は肩を落としました……
それで、その日は台湾に行くのは諦め、
翌日の「成田→台湾」の片道チケットを
インターネットで購入したのです。
つまり、三泊四日をあきらめ、
二泊三日にした、ということです。
しかし……
私は翌日も乗り遅れてしまったのです。(笑)
もう落胆して、失意のドン底にまで落ちてしまいました……
また、翌日の「成田→台湾」の片道チケットを
インターネットで購入しようかと思ったのですが、
心が折れて、台湾行きは結局辞めてしまったのです。
面白いですよね。
私が失ったのは、チケット代の何万円と
のべ半日くらいの時間だけです。
でも、当の本人にとっては、
旅行が完全にパーになった感があったのです。(笑)
なので、心が折れて、旅行をあきらめてしまった、
というわけです。
社会心理学では、フレーミング効果というのですが、
人間は絶対的な数値で物事を見ているのではなく、
勝手に基準を作って見ている、ということです。
では、ここで二択のクイズです。
あなたは、二千円の、ある映画を見ようと映画館に行きました。そのとき、パターンAか、パターンBの、どちらかの出来事が起きたと仮定します。
パターンA:映画館についたとき、その映画の「前売りチケット」をなくしていたことがわかりました。
パターンB:映画館についたとき、財布の中の「二千円札」をなくしていたことがわかりました。 <br/ >
では、このとき、パターンAとパターンB、どちらの方が、チケットを買う可能性が高いでしょうか?
答えは後日発表します。
ぜひ考えてみてくださいね。