こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
突然ですが質問です。
あなたは自分に、株やFXなどの
トレードで稼ぐ才能があると思いますか?
多くの人を見ていると、
「楽にお金を儲けたい」という理由で、
株やFXなどのトレードに興味を持つ人がいます。
しかし、私に言わせればトレードは、
ごく一部の人にしかおすすめできません。
そこで、トレードの才能について
説明しておこうと思います。
前のブログで書きましたが、前提を確認しておくと、
投資とトレードのちがいは次の通りです。
・「投資」とは、金融商品を
長期スパンで運用して利益を出すこと
・「トレード」とは、金融商品を
短期スパンで売買して稼ぐこと
さて、投資とトレードのうち
あなたはどちらに向いていると思いますか?
これは私の持論ですが、投資のほうが
勉強次第で全員ができるようになる分野です。
なぜなら、長期スパンでコツコツと運用するので、
努力で結果が出る面が大きいからです。
一方、トレードのほうは
生まれつき才能がある人にしかできません。
短時間での即断即決が求められるため、
才能が激しく影響するからです。
では、トレードに必要な才能とは何か?
それは、「血中テストステロンの量」や、
「神経症傾向の低さ」などです。
「テストステロン」とは、男性ホルモンの一種で、
感情のコントロールに関係します。
血中のテストステロン濃度が高いほど、
物事をすばやく決断できることが
エビデンスの上でもわかっています。
夫婦関係を描写したドラマなどで、
外出時に妻が「ねえ、どっちの服がいいと思う?」と
夫に相談する場合がありますが、これも同じ理由です。
血中テストステロン濃度が高い夫は即決できますが、
低い妻は即決できず、どっちの服がいいか迷うのです。
そして、トレードは短時間の即断即決なので、
血中テストステロンが少ない人だと、
まともにおこなえません。
事実、プロのトレーダーの
午前中の血中テストステロン濃度を測ると
その日のトレード成績とほぼ一致すると判明しています。
体調が悪くて血中テストステロン濃度が低い日は、
プロのトレーダーでも結果が出せないのです。
また、「神経症傾向の低さ」とは、
心理学的にメンタルが安定した性格を意味します。
つまり、生まれつき神経が図太くて、
リスクを前にしても平然としている性格です。
なぜトレードと神経症傾向が関係するかと言うと、
損切りのときなど安定したメンタルが必要だからです。
ビクビク、アワアワしやすい性格では、
売買のタイミングを逃したり、
不要時に売買したりして大損しかねません。
ちょっとのことで不安になる人は、
到底トレードなどできないのです。
それで、こういった「血中テストステロン濃度」と、
「神経症傾向の低さ」は、
生まれつきの遺伝子で大部分が決まります。
もちろん、運動や食事改善、
心理療法などに取り組めば、多少は変化します。
とはいえ、才能のない人が、
トレードで成功するレベルにはなりません。
たとえば、以下のような点に当てはまる人が、
トレードで稼ぐのはまず不可能です。
・「あなたは慎重派だよね」とよく言われる
・私は安定志向でリスクを取るのが苦手だ
・小さい頃から些細なことで不安を感じやすい
・自分は敏感でストレスがあると眠れなくなる
これらに当てはまる人は才能がないので、
トレードを諦めて別のビジネスをしてください。
向いていない人がトレードに手を出しても
お金と時間を失うだけです。