こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
いろいろな個人事業主の方を見ていると、
「自分のビジネスが“普通”ではないこと」に
コンプレックスを抱える人が多いなあと感じます。
たとえば先日、
「私はオンラインでの集客ができてなくて
全然ダメなんです……」
と言っている士業の方がいました。
結果が出なくて悩んでいるのかと私は思ったのですが、
その方に詳しく状況を聞くと、
次のように言っていたのです。
「恥ずかしながら、
私はブログもホームページもわかりません。
なので、お客さんからの紹介だけで、
何年もビジネスを続けています。
もっと普通のオンライン集客が
できるようになりたいです」
この話を聞いて、私は驚きました。
というのも、ブログもホームページもないのに、
紹介だけでビジネスをしているのは、
十分に素晴らしいことですよね?
ある種、天才的な強みを発揮していると言えます。
にもかかわらず、この方は
「自分のビジネスが“普通”ではない」と、
自己否定を感じてしまっていたのです。
ただ、私に言わせれば、
“普通”にこだわる必要なんて全くありません。
なぜなら、“普通”になればなるほど、
何の特徴もない烏合の衆になるだけだからです。
むしろ、“普通”よりも“異常”な人のほうが
同業他社ともちがう独自の方法で
長期的にビジネスができます。
そのため、“普通”に近づこうとするより、
もっと“異常”になったほうがいい。
そこで私は次のように助言をしました。
「紹介でビジネスが回るのは良いことなので、
まずは紹介を増やす工夫をしてください。
具体的には、関係者に紹介のお願いをしたり、
紹介を起こすための小冊子を作ったりするのが
おすすめです。
ホームページを作るのは、
紹介の仕組みが盤石になってからでいいでしょう」
と。
あなたも自分の“異常さ”を受け入れた上で、
強みを伸ばしていってください。
注意点として、今回の事例の方は
すでにある程度ビジネスで結果の出ている方でした。
何も結果が出ていない人の場合は、
自分のやり方にこだわると、
成功から遠ざかってしまします。
この前提は間違えないようにしてください。