こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中には、季節の行事に過剰にとらわれながら
生活している人がいます。
「お盆だから実家に帰らなきゃ」などと、
季節の行事に合わせて行動する人です。
その一方で、最近は季節の行事に反発して、
生活する人も増えてきました。
「自分は季節の行事には流されたくないから、
おせち料理なんて絶対に食べないぞ!」
などと、必要以上に否定する人です。
ただ、こういった人たちは、
どちらも生きづらい生活になります。
なぜなら、行事に従う人も、反発する人も、
両者ともに世間を基準に生きていることに
変わりはないからです。
つまり、「自分が◯◯したい」ではなく、
「世間が◯◯だから従う・反発する」
といった基準で行動してしまっています。
ですが、世間を基準にする限り、
自分にとって幸福な生き方はできません。
具体的に言えば、会いたくもない親戚に会ったり、
好みでもない飾りものを用意するのは、
ストレスにしかならないでしょう。
また逆に、自分が楽しめそうな行事まで
無理して反発する意味もありません。
もっとシンプルに、
自分がやりたいことをすればいいのです。
たとえば、私はお盆や正月だからといって
親戚に会うことはありません。
それは、お盆や正月だからといって、
親戚に会う必然性を感じないからです。
もちろん、私も親戚と話したいときがありますが、
そのタイミングがお盆や正月とは限りません。
お盆や正月に会ったところで、
高速道路が渋滞していて、新幹線が混んでいるだけなので
話したいタイミングに連絡を取るようにしています。
春でも秋でも話したいときに会えばいいのです。
一方で、クリスマスのイベントには、
場合によっては私も参加します。
その理由は、クリスマス料理には
美味しいものが多いからです。
私はキリスト教徒ではありませんが、
美味しいものには興味があるので、
クリスマスという行事は楽しめます。
そのため、反発したり否定したりはしません。
このようにシンプルにやりたいことをすれば、
人生は充実して自分らしく生きられます。
あなたも季節の行事に振り回されないようにしつつ、
やりたいことはやってください。
ただ、あまりにもメンタルが重症な人の場合
「やりたいことがわからない」と言うことがあります。
長年、世間に合わせて生活してきたせいで、
自分の感覚が麻痺してしまっている人です。
こういった人は、メンタル改善に取り組まない限り、
充実した生活はできないままでしょうね。