こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今は情報社会と言われていますが、
この流れが進むと、確実に「食えなくなる人」が
存在するなあと感じています。
それは、商品知識について詳しいセールスマンです。
なぜなら、前時代的だからです。
昔は、商品の数や種類が少なく、
顧客は商品知識を持っていませんでした。
だからこそ、セールスマンは
商品に対する知識の差を利用して
販売することができていたのです。
しかし、この前提が崩れてきています。
今は、商品が溢れかえっている時代です。
インターネットを使えば、日本だけではなく、
海外からも買えるようになったので、
事実上、無限の商品があるようなものです。
また、インターネットのせいで
顧客がどんどん検索できるようになりました。
価格コムやらAmazonやら食べログの評価を見て
どんな商品なのか調べることができるようになったので、
粗悪な商品は売れなくなりました。
こうなると、セールスマンは
商品知識を持っているだけでは売れなくなるのです。
では、これからの時代に必要となる知識は何か?
「顧客知識」です。
つまり、自分のお客さんが
・どんな人で、
・何を欲しがっていて、
・どんな行動をしていて、
・何に対して困っているのか……
などなど、顧客に対する深い理解です。
これからの時代、顧客知識を持っていない
セールスマンは売るのが難しくなるでしょうね。
逆に、商品知識があまりなくても、
自分のお客さんはどんな人なのかを熟知している人は、
どんどん商品を売れる時代が来るでしょうね。
例えば、アフィリエイターとして
大金を稼ぐ若者が出てきているのは、
彼らが顧客知識があるからですね。
セールスについて書かれた昔の本を読むと、
「商品知識をつけなさい」
という、古い考え方が書かれていることがあるので、
注意してくださいね。
前提が変わると、役に立つ知識も変わりますので。