こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスで結果が出ない人って、
1つの作業にかける時間を
気にし過ぎていることがよくあります。
「ブログを書くのに4時間もかかった」とか
「動画を3時間で撮れたから良かった」などと、
作業の所要時間に一喜一憂しているのです。
ですが、私に言わせれば、作業の所要時間なんて、
さほど気にする必要はありません。
なぜなら、適切な方法でコツコツと努力していれば、
多少の時間がかかったとしても、
全く問題なく結果が出るからです。
もちろん、何週間もかかるほど遅すぎると問題ですが、
そうでなければ結果には大きく影響しません。
というか、結果を出している人ほど、
その分野に膨大な時間をかけていますし、
1つの作業にもかなり手間をかけています。
たとえば、SEOの分野で結果を出す人なら、
1つの記事を執筆するために4、5時間以上
かけていることが多いでしょう。
あるいは、人気YouTuberであれば、
10分の動画を撮るために、
数時間~丸一日以上をかけていると聞きます。
これくらいの時間を使うのが、
結果を出すために当たり前の基準なのです。
そのため、ムダにあせって
作業時間を短縮しようとするよりも、
コツコツと続けることが重要だと言えますね。
ただし、注意点があります。
それは、「時間をかけても結果が出るとは限らない」
ということです。
意味、わかりますか?
というのも、前述のSEOやYouTubeの事例のように
結果を出している人の大半は、
時間をかけて努力を継続しています。
一方で、忘れてはいけないのは、
時間をかけても結果が出せない人が、
世の中に大勢いるという現実です。
実際、毎日ブログやSNSを更新しても、
まるで売上が低迷している個人事業主の人が、
世の中に本当に多くいますよね。
では、時間をかけて結果を出す人と、
時間をかけても結果が出ない人には、
どのような差があるのか、わかりますか?
それは、根本的なビジネスモデルの差です。
そもそも利益が出やすいビジネスをしていれば、
自然に売上が伸びていきます。
1つ1つの作業に時間がかかったとしても、
ビジネスは右肩上がりに成長し、
次第に楽になっていくからです。
ところが、利益が出にくいビジネスモデルだと、
どれだけ頑張っても結果は出ない。
一例を出すと、ネットニュースの記事を
「1文字1円」とかで請けるライターを想像してください。
こうしたライターが、
どんなに効率良く短時間で作業を終わらせても、
フリーター程度にしか稼げませんよね。
この例からもわかる通り、
ビジネスモデルの致命的な差は、
作業時間を短縮しても、挽回できません。
こういった本質的な視点に気付かずに、
タイマーで作業時間を計って
一喜一憂する人は、私から見ると噴飯ものですね。