こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスをしていると、
本当にいろいろなトラブルに直面します。
「スタッフが集まらない」とか、
「ITシステムに不具合がある」とか、
「同業者から抗議の連絡が来た」とか、
細かく挙げればキリがありません。
ただ、多くのトラブルを一通り経験して
私が実感していることがあります。
それは、「セールス上手は七難隠す」
「セールスができないとゾンビと化す」
ということです。
つまり、セールスさえできていれば、
他のトラブルは乗り越えられます。
なぜなら、セールスができていれば、
キャッシュを確保できるからです。
高い売上が出せているのなら、
人を雇ったり、ツールを導入したり、
広告を出したり、専門家に依頼をしたりできます。
それなりのキャッシュさえあれば、
いくらでも選択肢があるので、
大抵のトラブルは解決できるのです。
私自身「もうダメなんじゃないか……」
という経験を何度もしましたが、
セールスができたので、乗り切れました。
キャッシュを再投資してお金を循環させるのは、
人間の身体で言えば、心臓が動いて
血液が循環している状態です。
怪我や病気になっても、心臓が動けば、
まだ生きていけますよね。
同様に、セールスでキャッシュを作って、
お金を循環させている限り、
会社は生き抜いていけるのです。
言い換えると、セールスができないのは、
心臓が停止しているゾンビの状態です。
キャッシュという血液が止まっているので、
スタッフも雇えず、専門家に依頼できず、
広告も出せず、商品の開発もできません。
あとは、腐敗を待つのみ。
もう、手のほどしようがない。
にもかかわらず、世の中にはセールスをせずに
目先のくだらない業務をこなしている人がよくいます。
あるいは、小手先のセールステクニックの本を書い、
学んだ気分になっているだけの人も多い。
私からすると、そういった人は
血流が止まる寸前なのに、
健康雑誌をめくっているように見えます。
「気づいたときには、四肢も内蔵も腐り
ゾンビになっていた」という悲劇になるのです。
私がセールスの本質を伝える講座をおこなうのは、
こうした人を減らしたいからでもあります。
情熱を持っていても、商品が良くても、
人一倍働いていても、セールスができない人は、
すぐにゾンビと化すからです。